絵がうまく描けるかどうかという問題は、「絵が描けない」「もっと絵がうまくなりたい」「ちょっとでも絵が描けたら……」などと考えている人にとっては、なかなか大きなテーマです。「なぜ人は絵を描きたいと思うのか」というテーマからはじまる本書は、絵画教室を主宰し、美術学校や大学などで、たくさんの人たちに絵の魅力を伝え続けてきた著者が、絵を描くという素敵な行動について、さまざまな視点から語る異色の一冊です。